常盤：歯周病でいきなり歯を何本か無くしたという話を聞いた事がありますが、歯周病は気付きにくい病気ですか？

院長：はい、歯周病は自覚症状がある時は進行していますので、来院された時にはすでに抜歯をしなければいけない状態の患者さんもおられます。歯周病についての詳しい説明は「歯周病について」をご覧ください。

常盤：虫歯と歯周病以外にお口の中の病気はありますか？

院長：虫歯と歯周病が歯科の二大疾患ですが、その他噛み合わせからくる顎関節症や、一般的には歯ぎしりと言われる「ブラキシズム」（口腔内悪習慣）などもあります。歯ぎしりは放っておくと歯が割れてしまうこともあるので、気になる方は歯科医に相談してみて下さい。

常盤：噛み合わせも歯の健康には欠かせない要素なんですね。
では虫歯がほとんどない人が、そのまま歯を健康に保つために、その他に気をつけなければいけないことはありますか？

院長：気を付けることと言えば、歯科医院での定期的な歯石取りが第一ですね。
というのも、歯は健康だと思っている人ほど本当は歯医者さんに行ってほしいんです。症状がでていないだけで、虫歯や歯周病が進行しているかもしれません。
せっかく綺麗な歯をお持ちな人は、もし虫歯が小さなうちに早期発見できれば、簡単な治療で綺麗なままを保てますからね。

あとはやはり体の健康です。ストレスを溜めないこと、健康な食生活を心掛けること。
そして、その人なりにバランスがとれた生活を続ける事が一番だと考えています。